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COLUMNコラム

2025.04.10

設計監理方式とは:マンション大規模修繕における賢い選択

設計監理方式とは:マンション大規模修繕における賢い選択

マンションの大規模修繕工事を計画する際、多くの管理組合が頭を悩ませるのが「どの方式を採用すべきか」という問題です。その中でも注目されるのが「設計監理方式」。この記事では、この方式の基本からメリット・デメリット、そして具体的な流れまでを分かりやすく解説します。

設計監理方式とは?

設計監理方式とは、大規模修繕工事において、設計者や監理者が施工会社と独立して管理組合をサポートする方式です。このアプローチにより、専門的な視点から施工計画を作成し、工事全体を監督する役割を果たします。

設計監理方式の主なメリット

  1. 透明性の向上:設計者と施工業者が独立しているため、利益相反を防ぎ、工事内容の透明性が高まります。
  2. 品質の向上:専門的な知識を持つ設計者が工事内容を確認し、施工が計画通り進行しているかを監督します。
  3. コスト管理が容易:設計者が見積もり段階から関与するため、無駄なコストを抑えた計画が立てられます。

設計監理方式のデメリット

  1. コストがかかる:設計や監理にかかる費用が発生するため、初期費用が高くなる場合があります。
  2. 意思決定に時間がかかる:管理組合と設計者、施工業者の間で調整が必要なため、意思決定のプロセスが長引く可能性があります。

設計監理方式を選ぶべきケース

以下の場合には、この方式が適していると考えられます。

  • 複雑な修繕工事を計画している場合:多くの要素が絡む工事では、専門的な監理が不可欠です。
  • 品質を最重視する場合:安全性や長期的な耐久性を重視する場合、設計監理方式が適切です。

設計監理方式の流れ

  1. 設計者の選定:公募や紹介などで信頼できる設計者を選びます。
  2. 事前調査と計画:現状の問題点を洗い出し、修繕計画を策定します。
  3. 施工会社の選定:公正な競争を通じて、最適な施工業者を選びます。
  4. 施工監理:工事が計画通り進むよう、設計者が監督します。
  5. 完成検査と引き渡し:最終的に全ての作業が適切に完了しているかを確認します。

設計監理方式を選ぶ際の注意点

  • 信頼性のある設計者を選ぶ:設計者の経験や実績をしっかり確認することが大切です。
  • 管理組合内での合意形成:方針を明確にし、全員の意見を取り入れるプロセスを大切にします。

まとめ

設計監理方式は、マンションの大規模修繕工事において、透明性と品質を確保するための有効な手段です。ただし、コストや時間的な課題も伴います。そのため、管理組合としてのニーズや予算、目的に応じて慎重に選択することが重要です。

関西塗研工業では、設計監理方式は勿論ですが責任施工での工事など他の方式でも関西エリアを中心に多数の実績を持ち、各方式にも精通したサービスを提供しております。ご興味がある方は、ぜひお問い合わせください!

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